Import sculptie2008年07月24日
エッジの効いたスカルプは Wings3D で、ふにゃっとしたものは Sculptypaint で制作し、何気に Blender は見て見ぬふりをしてきたのですが、複雑な形状を作るには(つまり複雑なスカルプは作ってこなかった)やはり避けて通れないようです。
月末に向けて〆切地獄の日々なのに、ちと本腰入れてブレンダーの勉強をしてみようと思ったのは(もちろん現実逃避であって) Joyさんのブログでブレンダー用の便利なスクリプトの紹介記事を拝見したのがきっかけです。
上記サイトからダウンロードできる Import_sculptie_svn というスクリプトをブレンダーにインストールすると、オブジェクトを作成するだけでインワールド用のスカルプ・メッシュとテクスチャを書き出してくれます。強敵ブレンダーの敷居が少し低くなったような感じで、敬遠気味だった私もその気になってきた次第です。
なお、このスクリプトは現時点での最新バージョン Blender 2.46 でないと動かないとのこと。また、Python スクリプトでのリリースなので、初めてブレンダー本体をダウンロードされる Linux や Mac な方は Custom Python のファイルを落としたほうがよいでしょう。
Import_sculptie_svn のインストール手順(Win)は Joyさんのブログをご覧いただくとして、マカーな私は Mac での手順を書いておきます。手順といっても Import_sculptie フォルダに同梱されている懇切丁寧な readme.txt のおかげでとても簡単です。
インストールする場所は /blender/blender.app/Contents/MacOS/.blender/scripts/ なのですが、ファインダでは辿れないので、ターミナルを立ち上げて下記のコマンドを入力してリターン、いったんターミナルを閉じます。
defaults write com.apple.Finder AppleShowAllFiles YES
これでアイコンのダブルクリックで /scripts/ まで辿ることができます。
そこに Import_sculptie フォルダ内のすべての .py ファイルをコピーするだけです。
インストール後ふたたびターミナルを開いて下記のコマンドを入力&リターンしてファインダを通常に戻しておいて下さい。
defaults write com.apple.Finder AppleShowAllFiles NOさて、これで強敵 Blender 君を手なずける準備は整ったわけですが、ここからの道のりが果てしなく長そうな…。Joy先生を頼りに、おりおりに奮闘記を書かせていただきたいと思っています。
完結の方法2008年07月18日
先日RezDayを迎え、ようやく1歳になりました。さまざまな方からメッセージやプレゼントをいただき、誕生日がもう1つ増えて、得した気分でもあり、2倍の速度で加齢している気分でもあり。
お礼の意味も込めて贈り物をすべて紹介したいくらいですが、とりあえず1つだけ、barkさんから頂戴したシスティーナ礼拝堂の天井画の写真を載せることにします。
ミケランジェロの大作『天地創造』です。
手前の似非Nekoがしっかり邪魔していますね。自分スキーでごめんなさい。
ところで、この壁画はご存知のように『最後の審判』と連動した祭壇画であり、当時にあってはその存在理由は絵画鑑賞ではなく「祈り」だったわけですよね。つまり絵画だけでは完結せず、そこに集った人々が祈るという行為で完結するコンテンツというか。
「セカンドライフの中で重要なのは、完結したコンテンツを提供するのではなく、ユーザーのアバターが参加し演出することによって完結するコンテンツを用意することだ」という三淵啓自教授のインタビュー記事(セカンドライフマガジン)をつい思い浮かべてしまったのですが、いろんなしがらみから独立宣言してそれ自体で完結できるようになった近現代のアートというのは案外さびしいもんだなぁと考えてしまった自分スキーなNekoなのであります。
そんな自己完結の展覧会『まちゅまゆ展』がいよいよ明日から開催です。もちろんこの場合の自己完結とは作家やその作品ではなく、それを見せる側、主催側の自己完結なのですが、そうではない、ユーザ参加型のインタラクティブなアートの見せ方ってきっとあると思うんですよね。クリックすると何かがくるくる回るだけみたいんじゃなくて。
ゆくゆくはそういうコンテンツを仕掛けたいと思っているのですが、それをやるには時間と智慧とパワーが必要で、1歳の私にはそのすべてがまだ足りてないようです。目指せ2歳。
machumaYu Exhibition《Graceful Despair》
◎日時/2008年07月19日(土)⇒ 08月24日(日)
◎会場/Galería de la Primavera@Piedra (SLurl)
◎内容/油彩画43点+銅版画27点
※作家からのメッセージ小冊子(作品画像数点含む)無料配布
キメラの暑中見舞い2008年07月16日

暑い日が続いていますね。
索敵型キメラにて、謹んで暑中お見舞い申し上げます。
キメラ(Chimera-II)はご存知 Little Heavenさん謹製、撮影地もまたご存知の超高層サイバーシティ INSILICO (SLurl)。
しかし…。
マルチレーダーを装備してフライトエンジンからガスを出し、おまけに放電までしているという見た目にも大変暑苦しいスタイルなので、九龍の老舗 P&A - zhizheng (SLurl) 謹製ギフトの団扇をいただいてきました。この団扇、33プリムも使った精緻な作りで、もはやサイバー機器の域に達していますと、そこまで言うのは無理でしょうか。さすがに絵柄(パンダ店長とYuk先生の似顔絵)までサイバーとは言いがたいものがありますが…。
ゆるゆると扇いでくれる和なアニメポーズ入り超級団扇、P&A - zhizheng 10Month Anniversary のボックスから無料でゲットできますのでぜひ楽しんでみて下さい。
以上、キメラ+団扇というアンビリバボーなコーディでのお見舞いでしたが、真夏のひとときの涼、驟雨の神さま「雷神」と思っていただければ幸いですと、これもまたそこまで言うのは無理でしょうね。
Short holiday2008年05月27日

イタリアンな Albero 植物祭り、スパニッシュな Piedra グランドオープン、どちらも5月25日に盛況のうちに終演でございます。お花をお買い求め下さった方、サザエを探し求めて下さった方、ありがとうございました。

まもなく6月、Albero では薔薇にまつわるイベントが企画されているようですが、一方 Piedra ではカフェ広場に面したギャラリー《Galería de la Primavera》のこけら落としに《Bark Aabye Photograph》展(仮題)を予定しています。
実物よりもむしろモチーフとしての薔薇が好きです。レース図案や意匠としての。
薔薇そのものをインワールドで作ろうとしたらアジサイドと似たり寄ったりの発想で、黒薔薇を、トゲだけメタリックな、偏執狂的な「薔薇ノイア」を作っちゃいそうです。
写真もまた私にはかけがえのない世界で、銀塩もデジタルも、もちろんインワールドのSSも、見るのも撮るのも大好きです。
とくにインワールドのそれは光と時刻と天候をコントールできる優れもののカメラなので、面白くてついつい撮り過ぎてしまい、整理が追いつかない有様です。願わくは雨や雪も降らすことができれば素晴らしいんですけどね。
薔薇祭あり写真展あり、6月も楽しい月になりそうです。梅雨の季節になりますが、滅多に雨の降らない街で長らく暮らしていたせいか、雨の日の私は幸福な気持ちになります。
そんな想いを巡らせながらの束の間の休日。上記イベントの詳報はまた後日。
少佐の休日2008年04月28日

士郎正宗なタイトルでごめんなさい。草薙素子とはまったく無関係で、単に私のお休みの話です。
リアル仕事が山積みのため昨日はインワールドに一度もログインできませんでした。人魚神殿のイベントにも土曜の夜にほんの数分、足を運べただけ。
ライフのステージを2種類持ってても、人生の持ち時間が2倍になるわけではないのが、つらいところです。
写真(上2枚)は先週遊びに行った《The Red House》。alirさんの絵が並んだギャラリー。
夜の奥深い森のような幻想的なエントランスと、それとは対照的な、夕日そのもののようなギャラリーの赤い廊内。
かたち屋の紙テーブルセットが使われていて、予期しなかった光景にしんみり感謝。この空間にずっと佇むことのできるテーブルと椅子たちは幸福です。
テレポートポイントは上記のとおりです。
Sky Preset は日の出(Sunrize)がお薦めとのこと。
インワールドお休みの日のイメージを兼ねて紹介させていただきました。
我が身を照らすこと2008年04月17日

標準ビューワもRC仕様になった今日この頃、陰影が強過ぎる、ポリゴン臭い、天候の影響を受け過ぎる、大気シェーダーをオフにすべきか、光害の配慮はどうすべきか、などなどフェイスライトでお悩みの方も多いかと思いますが、私なりに思ったことを少々。
各種フェイスライトの比較についてはいろんな方が画像入りの詳しい記事を書いて下さっているのでそちらを参考にしていただくことにして、結論から言えば、フェイスライトなしでもOKなシェイプを作れば解決ですよね。
理想を言えばそういうことなのですが、これはとても厳しい。そもそもリンデンのデフォルトモデルに問題があり、そんなシェイプ、私には作れません。
やむをえずフェイスライトに頼ることになるわけですが、私が愛用しているのは非WL時代から VoidpiTさんの2灯式タイプです。そのWL版『FaceLight Ver.05 for WL』を配布されているとのことでさっそくゲットさせていただきましたが、上図のようにとても自然な柔らかい光です。
環境編集で Coastal Sunset に設定して夕日を向いて撮影したものですが、無作為なSSであり、天候・時間帯・方位を変えてもそう大差なく仄かに顔を照らしてくれます。
私のホームグラウンドが常夜の街クーロンなので、闇夜で蛍光灯人間にならずに済む大変ありがたい常用フェイスライトです。
ただしそのぶん強い光に負けやすく、蛍光灯さんのそばではポリゴン素顔を晒すことになりますが、ローカル環境の違い、ビューワの設定の違い、天候設定の違いなどなど、見え方は人それぞれなので、あまり気にせず、光り輝く人にはなるべく近づかないのが私のささやかな対処法です。
ちなみに商品看板の撮影時にはさまざまなフェイスライトを使います。オサレなバーやダンスクラブへ行くときも光り輝く女に変わりますし、うっかりそれを装着したままクーロンをうろうろしていることもあります。
その場合、私のほうが周囲への「光害」になってしまっているわけですが、正直いって、自分自身ではできるだけ気をつけていますが、人さまに関してはフェイスライトによる光害について金科玉条のルールほどには考えていません。守りたい人が守ればいいし、守りたい気分のときは守ればよいくらいに思っています。
フェイスライトにかぎらず、リージョンを重くする要因と言われているらしい(不確定ですので)パーティクルや大量プリムのヘアーなどの密集地での着用についても同様です。
私は街はカオスっぽいほうが好きなので、せめてインワールドくらい混沌や無頼やエゴイズムやキナ臭さが息づいていてほしいし、当然ながらカオスには迷惑も含まれます。
公的ルールではなく、私的モラルとして、自分自身はなるべくささやかに我が身を照らしたいと思っていますが、人さまのルールには我関せず、というおしゃべりでした。






