大きな写真2008年06月11日
大きな写真です。縦3.5メートル、横10メートル。Piedra の Cafe del Olivo のファサードにどっかり飾られている Bark さんのフォト。
ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の大天井壁画『最後の審判』と『天地創造』をすっぽりファインダーに収めた1枚です。ミケランジェロのこの2大作品を1枚の写真に丸ごと収めたものって私は他に知りません。
Barkさんの写真は大きいですね。サイズもそうですが、それ以上に写真の《格》が。
私の写真は所詮グラフィックの延長というか、はすかいなアングルから小洒落にまとめたものばかりなので、こんなふうに被写体にデンと真正面から向かい合う写真を見せられると、その《格》に気圧されてしまいそうです。自然体の大きな構え。被写体をうまく見せようとするアマと、被写体とただ語らうプロとはこうも違うわけです。
そんなふうにサイズも格も大きな写真ですが、ブログに載せたSSは小さいですね。
壁とかカフェとか余計なものを入れなければもっと大きくお見せできたのですが、写真だけをさらに写真(SS)に撮るなんて不条理なことはやりません。足を運んで下さいませ。ギャラリーまで。
これで終わろうと思ったのですが、追加のダベリを少々。
WEBサイトでの複数画像の見せ方というのは、縦にスクロールさせるか、もしくは Flash などによるスライドショーのスタイルが一般的ですが、インワールドでは展示空間を任意に遊歩することが可能ですよね。
ある作品の右や左や対面には、関連したり相反したりする作品が並べられ、響き合っているかも知れません。展示位置による作者の意図、シリーズとしての流れや変化まで楽しめるのはインワールドならではだなァと改めて感じ入った次第です。
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http://katati.slmame.com/t269550
この記事へのコメント
お世話になっておりますww
katiさん、あいかわらずの、するどい洞察と流麗な文章。
ありがとうございます。
この、パノラマのシリーズは、
実は、インワールドでこそ、見ていただくために
私が、一番初めにTrygvassonの空中に展示したものです。
人類の群れがいかに、ユニークなものかを、
この世界においてこそ、鑑賞していただきたかったからです。
一人の
katiさん、あいかわらずの、するどい洞察と流麗な文章。
ありがとうございます。
この、パノラマのシリーズは、
実は、インワールドでこそ、見ていただくために
私が、一番初めにTrygvassonの空中に展示したものです。
人類の群れがいかに、ユニークなものかを、
この世界においてこそ、鑑賞していただきたかったからです。
一人の
Posted by bark at 2008年06月11日 20:34
一人の写真家が、ある現場におりたち、
何かを切り取るという作業は、
えてして、限定された経験と癖によって、
現実をゆがめてしまう可能性を秘めています。
わたしは、この作品たちは、切り取るのではなく
写真の重要なテクニックである
「現場にいること」だけを、考えて撮影しています。
それによって、鑑賞されるかたが、
より自由に、より多くのことを、
感じていただければと考えるからです。
機材はワイドラックスという、
28ミリのレンズがスイングすることで
約180度の画角を写すことが出来るものです。
フィルムを装填するのに、すこしこつが必要な特殊なカメラです。
何気に、展示していますが一枚一枚見ていただければ
私の、気合wwが感じていただけると思います。
どうぞ、よろしくお願い致しますww
何かを切り取るという作業は、
えてして、限定された経験と癖によって、
現実をゆがめてしまう可能性を秘めています。
わたしは、この作品たちは、切り取るのではなく
写真の重要なテクニックである
「現場にいること」だけを、考えて撮影しています。
それによって、鑑賞されるかたが、
より自由に、より多くのことを、
感じていただければと考えるからです。
機材はワイドラックスという、
28ミリのレンズがスイングすることで
約180度の画角を写すことが出来るものです。
フィルムを装填するのに、すこしこつが必要な特殊なカメラです。
何気に、展示していますが一枚一枚見ていただければ
私の、気合wwが感じていただけると思います。
どうぞ、よろしくお願い致しますww
Posted by bark at 2008年06月11日 20:49
barkさん、くわしい説明ありがとうございます。
広角では無理だし、特殊な魚眼(楕円みたいな)かなぁと思ってたのですが
スイングする広角だったとは。そういうものがあるんですね。
「現場にいること」
そういう言葉をさらりと出されるなんて、降参です。
それともそれはプロのフォトグラファーであるなら常識なのでしょうか?
私なりにけっこう書き直ししたんですよね、
「被写体をうまく見せようとするアマと、被写体とただ語らうプロ」というくだり。
でも感じたことと何か違うし、被写体という言葉もあまり好きじゃなくて。
──現場性。
これだったんですよね、使うべき言葉は。
光の描き手は光の中に在る。真を写すかどうか知りませんが、
光(フォト)によって描く(グラフする)行為者と出逢う感覚の作品が好きです。
barkさんの展覧会を手がけさせていただいて幸福です。
広角では無理だし、特殊な魚眼(楕円みたいな)かなぁと思ってたのですが
スイングする広角だったとは。そういうものがあるんですね。
「現場にいること」
そういう言葉をさらりと出されるなんて、降参です。
それともそれはプロのフォトグラファーであるなら常識なのでしょうか?
私なりにけっこう書き直ししたんですよね、
「被写体をうまく見せようとするアマと、被写体とただ語らうプロ」というくだり。
でも感じたことと何か違うし、被写体という言葉もあまり好きじゃなくて。
──現場性。
これだったんですよね、使うべき言葉は。
光の描き手は光の中に在る。真を写すかどうか知りませんが、
光(フォト)によって描く(グラフする)行為者と出逢う感覚の作品が好きです。
barkさんの展覧会を手がけさせていただいて幸福です。
Posted by Kati at 2008年06月13日 16:13
Piedraでの展示、よかったですね。
SSとリアルフォトを同じ位置で見せる(見る)ことが印象に残りました。
インワールドで写真をみることの面白さに、
つい時間を忘れて、Piedraの朝が明けようとしています。
何かを言いたくなってここまで来ましたが、言うべき言葉があまりうまく見つからず。
とりあえず、ここでkatiさんと写真家barkさんの面白いコメントが読めてよかったです。
Tryggvasonのギャラリーにも足を運びましたが、
とても面白かった。
SSとリアルフォトを同じ位置で見せる(見る)ことが印象に残りました。
インワールドで写真をみることの面白さに、
つい時間を忘れて、Piedraの朝が明けようとしています。
何かを言いたくなってここまで来ましたが、言うべき言葉があまりうまく見つからず。
とりあえず、ここでkatiさんと写真家barkさんの面白いコメントが読めてよかったです。
Tryggvasonのギャラリーにも足を運びましたが、
とても面白かった。
Posted by WangRen at 2008年06月29日 04:39
WangRenさん、ご来廊ありがとうございます。
能や浄瑠璃などの仮面劇のように
生身から見ればインワールドの住人は化身(アバター)で
インワールドから見れば(能的には)生身のほうが仮面なんだなぁと
そんなことを考えちゃいました。
ところで、barkさんと面白いコラボが始まったみたいですね。
そちらのほうもすごく楽しみです♪
能や浄瑠璃などの仮面劇のように
生身から見ればインワールドの住人は化身(アバター)で
インワールドから見れば(能的には)生身のほうが仮面なんだなぁと
そんなことを考えちゃいました。
ところで、barkさんと面白いコラボが始まったみたいですね。
そちらのほうもすごく楽しみです♪
Posted by Kati at 2008年07月01日 13:11






